「掖済(えきさい)」とは、腋(わき)に手を添えて救い導くことを意味します。
日本海員掖済会は、明治13年に我が国郵便制度の創設者として名高い前島密(ひそか)氏が中心となり船員(=海員)に対する支援を目的として設立され、船員の教育訓練、宿泊施設の整備、乗船のあっせん等のほか、船員に対する医療事業を行ってきました。
戦後は、社会福祉事業も開始し、対象者を船員から一般の生計困難者に対して広げてきました。また、社会的な構造の変化と共に一般の地域の方々にまで医療の提供範囲を拡大し、現在では、医療事業、介護事業、社会福祉事業、船員支援事業を行なっております。
令和2年4月1日には、このような掖済会の事業の公益性が認められ、新たに公益法人として認定されました。
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